乃木坂46のメンバーが“移籍”を余儀なくされそうだ。そのメンバーとは、間もなく17歳の誕生日(8月10日)を迎える齋藤飛鳥。1期生の最年少メンバーとして知られ、最新シングル「太陽ノック」で自身初となる2作連続での選抜入りを果たすなど、将来性豊かな逸材である。
その齋藤が専属モデルを務める女性ファッション誌「CUTiE」(宝島社)が、8月発売の9月号をもって休刊することが決定。今年2月に専属モデル契約を結んだばかりだったが、在籍半年にして“他誌への移籍”を検討することになったのである。
2009年12月に休刊した「PINKY」(集英社)では、「non-no」や「MORE」など同じ集英社の雑誌に移行したモデルが多かった。なかには似たような年齢層をターゲットにする雑誌を求めて、講談社など他社の雑誌に移籍したモデルもいたとか。
休刊に伴って方向性を変えた例もある。「BLENDA」(角川春樹事務所)の専属モデルだった小泉梓は2014年8月の休刊後、青年マンガ誌で水着グラビアを発表。さらに初写真集もリリースするなど、活躍の場を広げている。
これらの例を踏まえて齋藤飛鳥の今後を予想すると、まず可能性が高そうなのは、宝島社の雑誌に横滑りで移籍することだろう。齋藤の年齢を考えると、候補となるのは「SPRiNG」か「mini」があげられる。次に、他の乃木坂メンバーが活躍する雑誌への移籍もありえるかもしれない。
現時点での専属モデルは白石麻衣が「Ray」(主婦の友社)、西野七瀬が「non-no」(集英社)、橋本奈々未と松村沙友理は「CanCam」(小学館)と多岐にわたっている。このほかにも講談社や光文社、ぶんか社や日之出出版など、女性誌を抱える出版社は多い。齋藤が次の場で活躍する姿を見るのも遠い日ではなさそうだ。
(金田麻有)