勢いの止まらない乃木坂46にさらなる変革をもたらしてくれるであろう新センターが、6月5日に放送された冠番組「乃木坂工事中」(テレビ東京系)で発表された。
今回発表されたのは7月27日リリース予定の15枚目シングルの選抜メンバー。前作の「ハルジオンが咲く頃」のセンターは16日開催のコンサートで卒業が決まっている深川麻衣が担当していたため、今回センターが変わることはファンも承知。それだけに発表にはかなり注目していたようだ。
大方の予想では、本命は13枚目シングル「今、話したい誰かがいる」でWセンターを務めた西野七瀬か白石麻衣。はたまた1月にリリースした1st写真集「転調」が上半期発売の写真集の中でセールス1位を記録した生田絵梨花あたりだと言われていた。
ところが、センターで名前を呼ばれたのは、現在高校3年生で1期生メンバーでは最年少の齋藤飛鳥だった。
「1枚目から10枚目シングルまでは選抜入りしたのは3回だけ。昨年3月リリースの11枚目シングル『命は美しい』から選抜の常連に名を連ねるようになったメンバーで、当然、今回が初センター。ファンを除いた世間の認知度はそれほど高くはないメンバーですから驚きです。西野や白石など20歳以上のメンバーが主力に多い乃木坂で、齋藤がセンターを務めることはイメージもガラッと変えるはず。ある意味で勝負のシングルになることは間違いないでしょう」(アイドル誌ライター)
齋藤がセンターに選ばれたことは、そのポテンシャルの高さと最近の急上昇ぶりを見ていれば納得できるという意見が多く、異論は少ない。「新時代の到来」「あしゅ(齋藤の愛称)が世間に見つかっちゃうよ~」「乃木坂にこんな美少女がいることがわかれば、ファンが一気に増えるかも」と、むしろ新センター誕生にファンは興奮を隠せない様子だ。
「齋藤は乃木坂イチの美少女として名前をあげられることが多い。ネット上では“1000年に1人の美少女”のキャッチコピーでブレイクした橋本環奈を超える“4000年に1人”と評されるほどの逸材。メジャーになり過ぎて、遠くに行ってしまうと泣くファンが現れるかもしれませんね」(前出・アイドル誌ライター)
乃木坂の夏シングル曲は今まで明るく爽やかな曲が続いているだけに、おそらく今年もその路線なはず。じつは齋藤はややネガティブ思考なだけに、ファンは今回のセンター経験で、彼女にいい変化が起こることも期待しているようだ。
(石田安竹)