◆よもやま話「パチンコ参加人口増加」◆
「レジャー白書2015」によると、14年のパチンコ人口は前年比180万人増の1150万人。ただし、市場規模そのものは前年を大きく下回り、5010億円減の24兆5040億円とのことです。ここらは昨今の、台の不人気やメーカー倒産を振り返れば、読者の皆さんもピーンとくるでしょう。
今回の統計結果から見えるのは‥‥。
【1】客がちょっと増えた。
【2】店に活気が戻ってきた。
【3】メーカーが潰れまくりといったムーブメント。
今現在、店・客・メーカーの関係は「店がいちばん強い」と言えるでしょう。
今年に入ってからは、版権もの(映画、アイドル、ゲームなどを使用した台)が新台でも50%超の値下げから応じるなど、メーカーのすり寄り傾向は加速の一途です(人気台は除く)。
本来、この経費削減の恩恵が客に還元されていいはずなのですが、昨年4月の消費税増税があったため、店の還元は「増税分のシメ」と相殺されてしまい、客には実感が湧かないものとなっているしだいです。
本当なら恵みの雨だったかもしれないだけにガッカリですね。ただ、このムーブメントは今後も引き継がれると予想されますので、この先我々ファンには、ちょっとした追い風が吹くのではないでしょうか。
◆月の指南「8月の戦略」◆
8月は邪悪な「お盆前」と、アケ返しが鉄板で期待できる「お盆後」という、まったく別の顔で構成されていると考えてください。8月前半は、新台はもちろん、7月に大挙導入されたCRルパン三世や大海物語ブラックなどの大物台も、漏れなく回収台と化しているおそれがあります。
普通ならGWや正月など連休の前には「バラマキ」があるのがお約束ですが、このお盆だけは特殊で、バラマキは一切期待できません。これは「お盆休み+夏期休暇」は大型ゆえに、職場でも休みをズラして順番に取っていくのが当たり前という社会の慣習が理由。お盆まではまんべんなく集客できるので「じゃあずっとシメとこう」という店側のメンタリティでしょう。
その分、お盆を過ぎれば、あらかた夏休みを取り終えるのは固定ですので、お盆後に還元が始まるというのも固定ということになります。
というわけで、攻めるのは後半戦。機種はズバリ、その頃に増台が予想される「ルパン三世」です!
◆プロフィール 浜田正則(はまだ・まさのり) パチンコ生活歴29年。業界寄りの記述をする「パチンコライター」とは一線を画し、ファン目線で真実のみを文章につづる「ギャンブルライター」として18年目を迎える。漫画の原作者としても活躍しており、作品は多数。