ベッキーの妹でダンサーのジェシカが、アメリカのダンスバトル番組で大活躍を見せている。予選を突破した20人だけが参加できる本選に進出し、毎週の生放送で2人ずつ脱落していくなかを残り続け、ついにベスト10に入ったのだ。
この快挙を応援するため、ベッキー一家もアメリカ入りし、同番組の生放送を現地観戦。ベッキーは喜びの様子をインスタグラムにアップしており、この投稿に添えられた英文が話題になっている。ネイティブならではの簡潔で分かりやすい文体を駆使しており、意外な英語力が現れているのだ。
そんなベッキーは現地のテレビ局からインタビューを受けた様子もアップしており、英会話には何の問題もないようだ。家族との会話では日本語と英語が入り混じっているそうで、父親とは、「だって、You have to do this でしょ!?」など絵にかいたような日英ごちゃまぜで会話しているという。
「まだベッキーが芸能界入りする前に、彼女の父親を取材したテレビ番組にたまたまベッキーが映りこんでいたことがありました。その時のベッキーは英語でしゃべっていて、セーラー服姿と英語のギャップが不思議だったのを覚えています」(テレビ誌ライター)
それほど英語が堪能なのに、テレビでは英語を話すことがほとんどないベッキー。その理由は、英語タレントのイメージを付けたくないからだと言われている。テレビ誌ライターが続ける。
「ベッキーはもはやハーフという枠をハミ出し、MCもこなすマルチタレントという立ち位置で活躍しています。そのポジションに必要なのはトーク力や気配りであり、彼女ならではの親しみやすさです。ここで英語力をアピールしようものなら妙にインテリっぽさが出てしまい。親しみやすさをスポイルしかねません」
能ある鷹は爪を隠す。ペラペラのはずの英語を封印することで、タレントとしての個性を際立たせるのであれば、大した戦略だと言えよう。女性タレントのなかにはハリウッド映画を観ただけで、「アメリカ留学したい!」とSNSに書いたりする者もいるが、まずは封印するほどの能力を自分が持っているかどうかを確認したほうがいいかもしれない。
(白根麻子)