三浦春馬主演映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」が1日に公開され、土日の観客動員ランキングで1位を獲得した。人気漫画の実写化ということで、「原作と全然違う」など批判の多い作品だが、ハンジ役を演じる石原さとみだけは高評価を得ているという。
「自分とハンジのイメージが合ってないことを自覚した石原さんは、原作を読み込んだり、私生活でもハンジを想像して役作りをし、昨年夏の撮影に臨みました。声は後で当てているシーンが多いのですが、その声を収録する際、どうしても上手くできなかったため、アニメでハンジ役を演じている声優の朴ロ美さんに電話し、直接演技指導してもらったんです。朴さんとはもともと知り合いだったわけではなく、親友で声優の松本まりかさんを通じ、連絡先を知ったそうです。撮影で右腕を負傷したくらいの熱演で、原作ファンも納得する演技を見せました」(映画関係者)
「電話越しに石原さんの熱い思いが伝わったので、こちらも熱くなって指導した」という朴。テレビや映画では映っていないところで見せる石原の女優魂こそが、多くの支持を集めている理由なのだろう。
(中村葵)