ダチョウ倶楽部の上島竜兵といえば、唯一無二の「ヨゴレ芸人」としてリスペクトされているが、ここにきて「キス芸」で再ブレイクし、注目が集まっている。
「そもそも上島のキス芸は、他のメンバーや芸人と顔を突き合わせて口論を始めた上島が、最終的に仲直りをしてそのままキスをするという定番のギャグ。当初は、リーダーの肥後克広や同じいじられ芸人の出川哲朗を相手に披露していたが、そのうちに共演した女優にキスを迫るというギャグになっていった。過去には本田翼や夏帆がターゲットになり、危機一髪の場面もありました」(放送作家)
ところが、この上島のキス芸が最近では、「幸運をもたらす」と業界内で噂を呼び、ちょっとしたブームになっているのだ。
「きっかけは、6月のイベントに登場した上島が、元AKB48の野呂佳代にキスを迫ったこと。女性が相手の時はキス直前に制止されるのがオチですが、事務所の後輩でもある野呂は抵抗なくキス。この一部始終がネットにアップされ、予想以上に注目を集めたことで、『キス芸を紹介するとマスコミが集まる』とキャスティング会社が飛びついたんです」(広告代理店関係者)
さらには、ブレイクが期待されていた女芸人「おかずクラブ」のゆいPとキスを披露すると、その度胸が評価されてさらに人気が上がるなど、今や上島のキス芸がブレイクの“登竜門”と言われるようになりつつあるのだ。
「8月11日には、ついにトム・クルーズ主演の『ミッション・インポッシブル』の最新作のプレミア試写会にも駆り出されるほど。この時には“美人過ぎるプロボクサー”の高野人母美とお約束のキス芸を見せつけた。しかも、上島のキス芸は“数字を持っている”と今後も縁起を担ぐ映画界や広告業界でもオファーが殺到しそうな気配です」(芸能記者)
意外な再ブームに当事者の上島は「聞いてないよう」と困惑していることだろう。