国内女子ゴルフツアー開幕戦で、日本人最速となる11戦目での初優勝を遂げたのは、ゴルフ界随一の美女だった─。昨年、プロテストに合格したばかりのルーキーながら、一気に注目を浴びることとなった斉藤愛璃。才色兼備にして不思議発言連発の胸キュン素顔を丸ハダカにする!
「夢みたいです。私が優勝できるなんて。でも、うれし泣きよりも、私は笑顔でいたい」 3月4日、女子国内プロツアー開幕戦となるダイキンオーキッドレディスを制した斉藤愛璃(22)は、プロ初優勝の瞬間も、そう言って爽やかな笑顔を絶やさなかった。
165センチ、55キロ。清楚ないでたちと愛らしい顔だちも加わり、今、ゴルフファンの注目の的となっている。スポーツ紙ゴルフ担当記者は、驚きを隠さずにこう話す。
「ツアー出場11戦目での優勝は日本女子プロツアー史上最速。ツアーフル参戦1年目での開幕戦優勝は宮里藍(26)以来の快挙です。かなりの美人なので、大勢の選手に交じっていても目立つ子でした。でも正直、選手としては特に注目される存在ではなかった。だから『最速』もそうですが、優勝したこと自体が快挙なのです」
ゴルフ専門誌ライターがあとを引き取る。
「昨年7月にプロテストに合格しましたが、それまでは2年連続で失敗。優勝後に実父が『この数年、プロテストにも落ちて(プロを目指すことを)やめる、やめないの世界でした』と話していましたが、決して謙遜ではなく、本心でしょうね」
ではなぜ、その「崖っぷち」からよみがえることができたのか。その舞台裏を前出のゴルフ担当記者が解説する。
「昨年10月末の森永製菓ウイダーレディスでのことです。2日目終了後、暗くなっても1人練習している選手がいて、凝視すると斉藤でした。すでに予選落ちしていた彼女は下位選手ですから、朝6時入りして7時半スタート。なのに、午後6時過ぎまで練習していた。つまり、12時間ゴルフ場にいるということで『根性あるなぁ』と感心したことを思い出しました」
トレーニングの一環としてランニングを日課にしているという斉藤。ある日リュックをしょって、全身汗びっしょりになりながら自宅に戻ってきたという。
「両親がリュックを下ろしてやろうとすると、あまりの重さに驚いた。開けてみたら、なんと中には鉄アレイが入っていたそうです。
高校卒業後は程ヶ谷CC(神奈川県横浜市)に所属していましたが、練習中、気合いが入っている時は、雄たけびを上げながら打つこともあったそうです」
(スポーツライター)