清楚なルックスからは想像がつかない練習姿。だが、プライベートな素顔となると、さらに意外な一面が出てくるのだ。
「斉藤が初めてクラブを握ったのは8歳の時。実父が練習していた姿を見て興味を示した。サンドウエッジを手にして以降、スポンジボールを庭で打っていたそうです。そこからゴルフにのめり込むようになり、父親と一緒に打ちっぱなしへ行ったり、家でも庭に張られたネットを使って暗くなるまで練習し、小学生ながら手にマメを作っていたそうです」(前出・ゴルフ担当記者)
子供時代について、実母はマスコミにこう答えている。
「おてんばで、田んぼの水を飲んで近所のおばさんに注意されたり、しょっちゅう電車やエレベーターのドアに挟まれたりしていました」
20歳を過ぎると、やんちゃ娘は「不思議ちゃん」へと進化していった。
「ドラえもんが大好きで、報道陣に欲しいものは何かと聞かれ、『タケコプター。空を飛びたいんです』『どこでもドアで友達の家に行きたい』などと真顔で答える。また、動物好きでもあり、先日も富士サファリパークに家族で行ったそうですが、『動物の動きを見ていると癒やされるのはもちろん、野生の感覚が磨かれるんです』と話している。アフリカでチーターを見るのも夢だそうです」( 前出・スポーツライター)
さすが最速Vを達成するだけあって、常人とは一味違う感性を持っているようだ。だが、まだ22歳。乙女チックな顔ものぞかせる。テレビ局スタッフが言う。
「浜崎あゆみ(33)が大好きで、カラオケでもよく歌う。好きな食べ物はオムライスやハンバーグで、飲み物はメロンソーダやクリームソーダ。と言いながら、実はしゃぶしゃぶと焼き肉が大好きで、特に地元・神奈川県厚木市の名物B級グルメ『シロコロホルモン』も大好きなんだとか。また、『飲みニケーションをしたいけど、お酒が飲めないんです』とのことで、この矛盾もかわいいですよね」
そんな彼女は、高校時代には恋人に近い存在の男子がいたが、プロとしての活動に専念するため、別れたのだという。が、彼女にはプロとしての欠点があった。
「本人いわく『運動はあまり得意じゃなく、子供の時から体育がいちばん嫌いだった』そうです。むしろ音楽、美術、理数系科目が好きだったとか。現在の女子プロが常に優勝争いに加わるには、ドライバーの飛距離が240~250ヤードは必須ですが、昨年の時点で、彼女は230ヤード程度。本当に運動は苦手なんだと思いますよ(笑)」(前出・ゴルフ担当記者)
さて、斉藤はいかにしてそれを克服したのか。