「いいな~いいな~」
女性の平均年収232万円。矢口真里(32)の月収を聞いて女芸人が、やっかみの声を上げたのも無理はない。あの騒動後にテレビ出演が激減しても、稼いでいるのだから──。
矢口みずから意外な高給を明かしたのは、9月6日放送の「旅ずきんちゃん」(TBS系)。矢口ら出演者がロケでフリークライミングに挑戦し、脱落者には「先月の月収を叫ぶ」という罰ゲームが待っていた。
「54万円!」
こう先陣を切ったのは芸人の白鳥久美子(33)。それでも立派な金額だが、それに続いた矢口が月収を叫ぶと、冒頭のリアクションで、意外な高給をうらやむのだった。
「矢口の叫び声は効果音で伏せられていましたが、モザイクがかけられたテロップには3桁の数字が並んでいた。100万円以上の月収は明らか」(芸能記者)
この衝撃シーンの直後、
「また叩かれますね」
と、矢口当人も後悔しきりだったが、テレビのレギュラー番組ゼロでもしっかりと稼いでいるという。
「イベント出演のオファーが殺到している。ギャラは10万円程度と格安で、叩き売りのような状態。ある巡業では、無名の後輩アイドルの引き立て役にもかかわらず、文句ひとつ言わずにこなしていました」(芸能プロ関係者)
藤本美貴(30)らモー娘OGがアイドルを卒業してママタレに転身した一方、矢口は今も舞台に立って、短いスカート衣装で三十路フトモモをさらしている。
「13年に発覚した騒動後、マスコミから逃げるために引っ越しを繰り返し、1億円以上あった貯金は底をついてしまった。なりふりかまってはいられません」(前出・芸能プロ関係者)
また、番組で明かした「月収100万」についても、カラクリがあるという。
「コンサートで着る衣装や地方公演にかかる交通費は自腹で、実際に彼女が自由にできるお金は30万円くらいではないでしょうか」(前出・芸能プロ関係者)
みずからの不貞体験を笑いのネタにしている矢口だが、高収入の裏には笑えない台所事情があった。