いまや中高年のアイドルとしてブレイク中の綾小路きみまろが、18日放送の冠番組「綾小路きみまろのキミに逢いたい!」(テレビ東京系)で、ビートたけしと夢の共演を果たした。
64歳のきみまろと68歳のたけしは、漫談と漫才というジャンルの違いこそあれ、共に芸能界を生き抜いたほぼ同世代の盟友。しかし、すぐにブレイクし、お笑い界のスター街道まっしぐらだったたけしに比べ、きみまろがブレイクしたのは2002年、52歳の時だった。そんなきみまろにとって、たけしは35年前に初めて会って以来、ずっと心の中にあった憧れの存在だったという。番組関係者が言う。
「たけしさんに出演依頼をしたところ、たけしさんからの『きみまろライブにドッキリで出たい』という発案があり、サプライズで乱入することになりました。きみまろさんにバレないよう、きみまろさんの事務所スタッフも一部の者以外は当日まで内緒にしていました」
ライブの後、二人はリムジンに乗って新宿の焼き鳥ややスナックへと移動。熱いトークを交わしたという。
「たけしさんは、カメラが止まっていても終始きみまろさんに話かけていて、とても上機嫌。そして、きみまろさんが売れていなかった頃も常に気にかけていたこと、今回そのきみまろさんに呼ばれて番組で共演できたことが嬉しかったことをたけしさんから伝えられると、きみまろさんは大粒の涙を流し、号泣。周囲にいたスタッフも思わずもらい泣きしてしまいました。たけしさんは収録が終わって次の予定があるにもかかわらず、1時間近くスナックできみまろさんと飲んでいました」(前出・番組関係者)
60男同士の知られざる友情秘話が、視聴者の感動の涙を呼びそうだ。