人気女優・篠原涼子が2年半ぶりに出演する連続ドラマということで話題を集めている「オトナ女子」(フジテレビ系)。しかし、注目度の一方で肝心の視聴率は振るわず、初回の視聴率はわずか9.9%とまさかの黒星発進。
ネット上では「まずタイトルのセンスがひと昔前。見なくても内容を当てられる」「篠原演じるバリキャリが年下のミュージシャン彼氏と同棲って、だいぶ見飽きた設定じゃね?」「“アラフォー”“女子会”とか使い古された言葉のオンパレード。フジテレビの駄目さを露呈してる。内容もキャスティングもクソ古い!」などと散々な言われようだ。
「バリバリ働いてお金があって美貌もあって、なんてのは、民放ドラマではリアリティがなさすぎて視聴者は感情移入できません。たいしたリサーチもせずに『アラフォーってこうだよな』『女はこいうのに憧れてるんだよ』と、上層部のオッサンが知ったかぶりして作っているイメージです。実際のアラフォー独身女性は、もっと地に足がついてるし、普通に独身生活を楽しんでいますからね。むしろネットで叩かれて注目されることを想定した炎上商法を狙っているかのように見えますが、それも失敗するでしょう。ひとつ面白かったところを挙げるなら、篠原が同棲部屋で彼氏の火遊び現場を目撃してしまうシーンがあるのですが、その相手の名前が“マリ”というところは、“あのタレント”が思い出されてリアリティがありました(笑)」(女性誌記者)
ちなみに、脚本を担当しているのは「結婚できない男」などのヒット作で知られる尾崎将也。ありふれた設定で今後どこまで魅せられる作品になるか、見ものはこれから!?
(宮崎槇)