10月スタートの「オトナ女子」(フジテレビ系)で2年半ぶりにドラマ出演する篠原涼子(42)。作品で「アゲマンの独身女」を演じる篠原は、撮影現場でもイキな差し入れでスタッフを奮い立たせていた。
ドラマ関係者が明かす。
「篠原さんは、とにかく現場スタッフのウケがいい。若いADにも『ちゃんと食べてる?』と声をかける。まさにアネゴ肌です」
その人柄は、現場への差し入れにも表れている。
「先日の撮影現場には、どら焼きが30個ほど置いてあり、あとで聞いたら篠原さんの差し入れでした。普通は『○○より』と差出人がわかるようにするのですが、そうしなかったのは、誰でも気がねなく手に取れるようにするための気遣いでしょう」(前出・ドラマ関係者)
差し入れと聞いて真っ先に思い浮かぶのが米倉涼子(40)だが、
「金に糸目をつけず、現場のスタッフ全員に高級メロンを送ったり、3000円以上する焼き肉弁当をふるまって、付いたあだ名は『差し入れの女王』。同じ“涼子”でも、篠原さんの場合は、値段よりも実用性で勝負する傾向が強い」(芸能記者)
実際、前述した大量のどら焼きはスタッフに好評で、あっという間になくなったという。
「篠原さんの陣中見舞いといえば、いなりずしやコロッケパンなど、歩きながら食べられるような“ガテン系”の軽食が多い。とはいえ、こだわりもあって、雑誌などで見つけた有名店の逸品をみずから買いに行くそうです」(前出・芸能記者)
ドラマでは篠原の親友役を演じる吉瀬美智子(40)も負けていない。後日の撮影では高級ドリップコーヒーを差し入れした。
「いつも仕事場にミルを持ち込んで豆をひくほどの愛好家だけに、いただいたコーヒーは香りをかいだだけでわかる超高級品。しかし、時間に追われるスタッフは、ゆっくりと飲む時間がなかなか取れず、とても悔しそうにしていました」(前出・ドラマ関係者)
差し入れ合戦は篠原の「完勝」のようだが、お色気サービスでも吉瀬を圧倒していた。
「キャリアOL風の細身のスカートを着た時は、その美尻に視線が集中。形のいいまん丸のヒップを左右に突き出して歩く姿は海外のトップモデルのよう。下着のCMでは深い胸の谷間を披露していますが、現場ではみごとなヒップラインでスタッフを悩殺していました」(前出・ドラマ関係者)
差し入れと完熟ボディでドラマを牽引する篠原。現場では、こう言ってスタッフを鼓舞しているという。
「内容でも数字でも勝ちにいく」
本作にかける篠原の熱意は、並大抵ではない。
「初回からベッドシーンで勝負に出ています。シーツにくるまって年下男と半裸でジャレ合い、ギリギリまで肌を露出しています。そこまで体を張るのも、女優に転身した10年以上前から起用してくれたフジへの思いから。視聴率で低迷する今こそ恩返ししたい気持ちが強いのでしょう」(テレビ誌編集者)
最新ドラマでは、どら焼き以上にオイシイ濡れ場を視聴者に届けてほしい。