芸能

「北斗の拳」を意識?EXILEの新ドラマはツッコミどころが満載すぎる!

20151026exile

 EXILEのヒロがプロデュースするドラマ「HiGH & LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」(日本テレビ系)が10月21日深夜にスタート。5組の不良チームが勢力を分け合う街を舞台に、熱き男たちが拳を交わすシーンがこれでもかというくらい映し出された。その放送を観たテレビ誌のライターが率直な感想を口にする。

「もう設定そのものがファンタジーですよね。街には不良チーム以外の人物はほとんど存在せず、街の外から別の不良100人が山王連合会に勝負を挑めば、それを数人のメンバーで撃退する。全体的な絵の雰囲気が『北斗の拳』や『マッドマックス』を意識しているのは明らか。それでいて、地下鉄駅の構内で抗争が繰り広げられるシーンには、駅員はどこに行ったのかとツッコミを入れたくなります(笑)」

 そんなファンタジーのなかでも極めつけは、雨宮兄弟の戦闘シーンだろう。EXILEのTAKAHIROと三代目 J Soul Brothersの登坂広臣が演じるこの兄弟は、伝説のチームMUGENを相手に大立ち回り。なかでも宙を舞いながら敵を蹴り倒していくシーンには「よっ、マトリックス!」との掛け声が出そうになるほどだ。

「作中では一部メンバーの実家が銭湯や雑貨屋を営んでいるシーンもあり、なんとか現実世界との結びつきも描こうとはしているのですが、どうにも言い訳っぽく見えますね。毎日ケンカに明け暮れる不良たちがどうやって生計を立てているのか実に疑問ですが、ドラクエのようにケンカに勝つたびゴールドがもらえるのかもしれません(笑)」(前出・テレビ誌ライター)

 そんな冗談はさておき、本作にはEXILE以外にも窪田正孝や林遣都、さらにはゴールデンボンバーなど、豪華なキャストも参加している。深夜ドラマとしては贅沢すぎるほどだが、それらキャストの描写に違和感があるというのだ。

「RUDE BOYSのリーダーとして窪田正孝が登場するシーンは、まるで『デスノート』のキラを慕う仲間が集まってきたかのよう。黒系の服装もキラに似ており、なぜ変化を付けないのかと首をひねりたくなります。一方でWhite Rascalsの一員としてゴールデンボンバーが映るシーンは、まるでビジュアル系バンドのパーティー。その非現実感はドラクエのカジノを見ているようで、ファンタジー色が全開ですね」(女性誌ライター)

 そもそも今どき、不良チームの抗争に現実感を持つ若者もそう多くはないだろう。ここはやはり、ファンタジーの世界を楽しむ感覚で楽しむのがよさそうだ。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
巨人・坂本勇人「2億4000万円申告漏れ」発覚で「もう代役・中山礼都の成長に期待するしかない」
3
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
4
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」