内乱は芸能界でも勃発している。現在放送中のドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」(フジテレビ系)で共演する石原さとみ(28)と紗栄子(28)の間に不穏な空気が流れているという。番組スタッフが明かす。
「放送が始まってすぐに紗栄子の熱愛がスポーツ紙で報じられたのですが、お相手は資産2000億円とも言われる大富豪で、ドラマ以上に話題を集めました。石原としては、『主演の私を差し置いて‥‥』と穏やかではないでしょうね」
共演したイケメン俳優陣と数々の浮き名を流した石原が“共演者キラー”なら、過去にも球界きっての高給取り、ダルビッシュ有を射止めた紗栄子は“富豪キラー”。舞台裏ではキラー対決に視線が注がれている。
「会話どころか視線を合わせようともしません。紗栄子は女優というより、モデルという意識が強く、現場では同じくモデル出身の中村アン(28)とベッタリ。人見知りな性格で喜怒哀楽をあまり出さない紗栄子にとって、人当たりがよすぎる石原は、節操のない八方美人に映るのかもしれませんね」(前出・番組スタッフ)
石原と紗栄子が“冷戦状態”に突入すれば、芸能界きってのご意見番はアツい舌戦を展開した。和田アキ子(65)と上沼恵美子(60)の確執を生んだのは、片岡愛之助(43)の結婚報道だ。芸能記者が解説する。
「女性関係を白紙にしようと、愛之助が携帯の番号を変更したとスポーツ紙が報じたのですが、和田さんは『聞いてないよ』とオカンムリだったようです」
和田はそのイライラを10月11日放送の「アッコにおまかせ!」(TBS系)でブチまけた。
「もう愛之助君には電話しないよ」
和田の怒りはおさまらず、翌週の放送でも、
「番組終わって1時間後に(愛之助から連絡が)来たわ。『手作業で大変です』とか、私信やから(これ以上)詳しくは言えないけど」
と、不満タラタラで顛末を暴露したのだ。そこにかみついたのが上沼だ。
「アッコさんには絶対に教えなあかんのですか? 東京の芸能界ではそんな決まりがあるのかな」
堂々とアッコ批判したのは10月18日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)。上沼は“口撃”を緩めない。
「アッコさんと愛之助さんが親戚筋だったらわかるけど、別によろしいやん」
ケンカを売られた和田はどう応戦するのか。
「静観の構えです。というより、“上沼発言”を知らない可能性が高い。放送は関西ローカルだし、アッコさんは大のネット嫌いですからね。毎年恒例の誕生会では、携帯の使用は禁止。メールのチェックをしただけでドヤされますよ」(前出・芸能記者)
先の愛之助バッシングにも和田なりの事情があったという。芸能デスクが語る。
「かつて同じ事務所にいたことから、愛之助にソデにされた熊切あさ美(35)をとてもかわいがっていた。和田さんには後輩の仇討ちという思いがあったのでは」
どうせなら両巨頭のシバキ合い、いや、直接対決を見たくなるのが視聴者心理というものだが‥‥。
「上沼さんが司会を務めた95年の『NHK紅白歌合戦』で、紅組のトリを飾ったのがアッコさん。しかしそれ以降、2人の共演は業界的にタブーとされています。司会者は必ず出場歌手全員と面談をするのですが、そこでどんなやり取りがあったのか、怖すぎて想像できない」(前出・芸能デスク)
先頃、アメリカでは大作映画「ゴジラvsキングコング」(20年公開予定)の製作が決定。日本でも東西の大物“怪獣”対決に期待したい。