初回16.1%、第3話では18.6%というの高視聴率を記録している阿部寛主演のドラマ「下町ロケット」。夢に真っ直ぐに生きる阿部演じる小型エンジン開発・販売を行う佃製作所の社長・佃航平の姿に心を打たれる視聴者が続出中だ。
第3話で阿部以上に高い好感度を得たのが、純国産のロケット計画を進める大企業・帝国重工の宇宙航空部部長の財前道生役を演じている吉川晃司だ。
「ドラマのキャラクターに惚れ込むというのは、どの時代にもある話ですが、男前の吉川の風貌込みでの立ち振る舞いが、若いサラリーマンたちにヒットしたようです。白髪&スーツ姿で決める超ダンディな中間管理職ですが、上司からあれほどプレッシャーかけられていたら白髪も増えて当然かもしれません。それでも自身の信念を貫く男らしさ。白髪が“一つの苦労の証”ととらえ、そのくらいの気持ちで仕事に取り組んでいきたいと奮起した人も多いようです。ひょっとしたら、白髪系男子が流行るかもしれませんね」(週刊誌記者)
「あんな上司だったら仕事に燃えた」「ダンディな上司って憧れますね」「男に惚れられる上司は理想」など、男女それぞれからその“上司像”が称賛を浴びている。
ドラマの展開では今後失脚の予想もあるようだが、ドラマを盛り上げているハマリ役だけに、このまま視聴率も上げ続ける立役者になってほしいものだ。
(松本盛太)