スポーツ

松井秀喜が巨人から本気で逃げ出した!(1)ゴジラコーチは好評だったが…

20170209m

 空前の巨大補強をした巨人。早くもセ・リーグ優勝の最右翼にあげる声が数多く出ているが、どうにも随所で綻びが見え隠れしている。2月1日スタートの春季キャンプでも、近年話題を独占してきたスターからそっぽを向かれていたのである。

 巨人は宮崎キャンプに大物OB・松井秀喜氏(42)を臨時コーチとして招こうと、昨オフから水面下で本人に打診していた。ところが、最後まで色よい返事をもらえず断念せざるをえなかったというのである。

 松井氏は14年の原監督時代に初めて古巣のキャンプに臨時コーチとして全日程参加し、翌15年もDeNAのキャンプと掛け持ちする形で2日間だけ視察訪問。さらに昨年は就任したばかりの盟友・高橋由伸監督(41)から直接要請を受けて全日程参加を快諾し、若手たちを熱心に指導する姿が大きな話題を呼んでいた。

「“ゴジラコーチ”は例年好評で、何より話題作りにかなり大きな効果があった。フロントとしては当然、17年の宮崎でも松井に臨時コーチをやってもらおうと思っていました。ところが昨年末の時点で松井さん側から『宮崎にはスケジュールの都合上、行けない』と断りの返事が届いた。こちらが知るかぎり、松井には宮崎キャンプの2月上旬、予定らしい予定が入っていないんですが‥‥」(球団関係者)

 松井氏といえば1月上旬に第2子が誕生している。とはいえ、3年連続で参加していた古巣の宮崎キャンプに2~3日でも顔を見せることすらできなかったのか──。この“悲報”が波紋を呼んでいる。今後の松井氏と巨人の関係が急速に冷え込む可能性を高めているからだ。

「松井氏は、長嶋茂雄終身名誉監督(80)への恩義で巨人との関係を保っている。そもそもキャンプへの参加も14年の1度きりのつもりだったが、15年は『友達』と称するほど関係が良好なDeNA・中畑監督から強引に口説かれてしまったため、ついでで巨人にも顔を出した。そして昨年は、ババを引いて自分の代わりに指揮官となった高橋監督をねぎらうためでした。松井氏にしてみれば、なし崩し的に毎年、巨人のキャンプで臨時コーチを務めるのは本意でない」(巨人番記者)

 しかし、巨人としては松井氏の宮崎キャンプ参加を恒例行事化したかったのだ。

「松井は言うまでもなく将来の監督候補です。今は乗り気ではなくても、宮崎にずっと来てくれていれば、心変わりもあるだろうという見方も球団内にはあったんですが、そういう深謀遠慮を見抜いて嫌気がさしたフシがある。今回、宮崎行きを断ったのは、今後、古巣と一定の距離を置こうという断固たる姿勢の表れだろう」(前出・球団関係者)

 松井氏の気持ちをさらに離れさせる状況もあったという。一部で、球団サイドとは別に親会社・読売新聞グループ本社の関係者が松井氏に「巨人の宮崎キャンプ訪問とセットで侍ジャパンの宮崎合宿も視察してほしい」とゴリ押ししていたとの情報が飛び交っているのだ。

「第4回WBCに臨む侍ジャパンの宮崎合宿は2月23日が初日です。WBCの1次・2次ラウンドおよび強化試合を主催する読売新聞社の中から『メジャー組が続々と参加辞退した侍ジャパンを盛り上げるため、合宿だけでも松井氏に顔を出してもらって話題作りに協力してもらえれば』という声が実際に出ていました。この『巨人&侍ジャパンW視察要請』で、松井氏が完全にソッポを向いた可能性は高い」(球界関係者)

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