元アイドルで女優の高部あい容疑者が、薬物所持で逮捕されたのは、10月15日のこと。その後、使用の疑いでも再逮捕されたことで、「いよいよ汚染ルートの核心に迫っている」と、さる社会部記者が明かす。
「今回の再逮捕は、起訴されるタイミングで明らかに取調べの引き延ばしが当局の狙い。つまり高部容疑者が薬物の入手ルートについてかなり重大な情報を持っているという見立てがある。実は昨年来、六本木のイラン人売人グループを中心とした薬物の密売ルートに関心を持っていて、その延長線上に高部が所持していたモノも関係していると見ているんです」
一部情報では、親しいアイドルやパトロンの存在も取りざたされているが、捜査当局の“本丸”はある大物アーティストにあるという。
「そのアーティストは以前から六本木界隈で薬物の噂が出ていたのですが、なかなか尻尾をつかませない。しかも、かなり重度の中毒者で、一時は療養施設に入ったことがあるとも言われています。今回のルート摘発で狙うのは売人を押さえて、その大物アーティストまでたどり着きたいというのが本音でしょう」(前出・社会部記者)
現在、薬物使用の罪で、執行猶予中のASKAもリハビリ中。今回の高部容疑者の逮捕が、芸能界にはびこる薬物汚染浄化のキッカケになるかもしれない。