11月11日放送の「ナカイの窓」(日本テレビ系)に登場した出川哲朗が“リアクション芸人”としての自己を確立させた伝説の番組について言及した。
番組のテーマは「昭和世代VS平成世代」。昭和世代として登場した出川は「お笑いウルトラクイズ」や「電波少年」のエピソードを紹介。平成世代のマギーや菊地亜美を驚愕させたのだ。
「『お笑いウルトラクイズ』はテリー伊藤の企画でクレーンなどの機材や火薬をふんだんに使ってバカの限りを尽くす、今では考えられないほどぜいたくな番組で、出川は『あの頃はよかった』と懐かしんでいました」(芸能ライター)
テリー伊藤の破天荒な企画は枚挙にいとまがない。
「有名なところでは『早朝バズーカ』。早朝シリーズでは『早朝ニードロップ』もありました。寝込みをストロング金剛のニードロップが襲うという企画です。ほかにも『たこ八郎に東大生の血液を輸血させたらIQが上がるか』『下剤と下痢止め、一緒に飲んだらどうなるか』などなど。横山やすし師匠の車を爆破したものの吉本興業が激怒して、企画がお蔵入りになったこともあるそうです。水道橋博士さんの目撃情報ですが、ある日高円寺で見かけたテリーさんが雨上がりの地面を舐めていたとか。『豪雨の後の道路はキレイだから』って。それくらいの感性でないと、いい企画は思いつかないんでしょうね」(テレビ局員)
テレビ離れが叫ばれる昨今。今こそ常識を打ち破る鬼才が誕生してほしいところだ。