CM部門の先頭をひた走るのは、“大人のオンナ”ツートップの一人、篠原涼子(42)だ。2児の母にしてトリンプのCMで見事なボディラインを堂々と見せつけている。これを猛追するのが、吉瀬美智子(40)の化粧品「ニベア」での、CMにあるまじき扇情シーンだ。
「昨年のドラマ『昼顔』での色っぽい表情が好評だっただけに、みごとな艶やかさを見せつけてくれます。ニベアのCMにはさまざまなバージョンがありますが、最も目を見張ったのが、ソファの上にくつろぎ、長いオミアシに、なで回すように丹念にクリームを塗り込むシーンです。横から脚を舐め上げるようなカメラアングルは、まさに最中の男目線そのものですよ」(芸能評論家・織田祐二氏)
CMタイアップ曲も「守りた~い♪」ではなく「舐めた~い♪」に変更するしかない!?
「ニベア」脚舐め上げCMには、元フジテレビアナウンサーの内田恭子(39)も参戦。かつてのカップヌードル半裸CMを連想させる泡まみれ入浴で、人妻エロスを濃厚サービスするのだ。
これらアラフォー熟女を1人迎え撃つ20代挑発美女が、石原さとみ(28)。サントリー焼酎「ふんわり鏡月」のCMでは「間接キッスしてみ」「恥ずかしい話しよっか」など、男の煩悩を撃ち抜く妄想ワードが人気だったが、
「冬のコタツ編もエロすぎでした。さとみちゃんが『くすぐったいからヤメて~』と悶絶していたのは、対面に座った僕の足が、さとみちゃんの体にいけないイタズラをしてしまったからに違いありません」(ライター・尾谷幸憲氏)
男なら誰しもさとみマジックにやられてしまうのはしかたのないことか。
ところが、そんな妄想が10代の広瀬すず(17)の「明星一平ちゃん夜店の焼そば」に及ぶと、コトは深刻になる。前出・織田氏によれば、
「アヒル口全開で『全部、出たと?』とマヨネーズをかけまくり、さらに口元アップで麺をチュルル~と吸い込むCMは、制作者のあざとすぎる意図がまる見えでした」
「卑猥すぎる!」と批判を浴び、このCMはアッという間にお蔵入りとなってしまった。これにはタレント・徳光正行氏が猛反発だ。
「かつて広末涼子の『ブラジャーが透けるほど汗をかいた最後っていつだろう?』というセリフのCMが問題になりましたが、こうしたCM規制は日本をダメにする。現代のネット社会ではすぐにセックスにアクセスでき、『想像させるエロ』が少なすぎます。若い男は、まずはこの『全部出たと?』からオナニーを始めないと、日本の少子化はますます進んでしまう」
クリエイティブなCMプランナー諸氏に告ぐ! めげずに日本を救うCMをお待ちしております。