アイドルだからってナメられたら困る! 乃木坂46イチの歌唱力を誇る川村真洋がカラオケ番組でその実力を見せつけた。
川村が出演したのは先日放送された「THEカラオケ☆バトル」(テレビ東京系)。同番組はカラオケ機の精密採点機能を使って、出場者たちが得点を競い優勝を目指すというものだが、今回は「最強女子ボーカリストNo.1決定戦」ということで、川村もグループを代表して参戦した。
川村はDREAMS COME TRUEの代表曲「未来予想図II」を披露。惜しくも予選で敗れてしまったが、司会の堺正章も「二十歳の声とは思えない。スゴイものがあった」と大絶賛。
そんな川村だが、今までシングル曲の選抜に選ばれたことは13作中2作のみ。堺もこれについて「なんでそんなに上手いのに選ばれないの?」と不思議そうにしていたぐらいだ。
「川村は小学生の頃からライブハウスのステージで歌を披露したり、ボーカルコンテストに出場し入賞するほどの実力者。また、それだけではなくダンススキルもNO1といっていいほどのレベルの高いものを持っている。そんな川村は選抜に選ばれない理由について、『乃木坂の中で人気がないんですよ』と答えています。確かに握手券の売り上げで選抜メンバーと比べたら、川村はそれほどいいわけではありません。ただ、これだけ実力があれば、毎回はなくても数回に1度ぐらいは選抜に選ばれてもいいような気もしますが‥‥」(アイドル誌ライター)
しかし記者によれば、乃木坂46も昨年までは頻繁に入れ替えはあったものの、今年に入ってからのさらなる人気上昇により、握手会では選抜メンバーのほとんどが握手券を完売状態。運営側ももはや誰を選抜から外せばいいのかわからない状態に陥り、ほぼメンバー固定の状態が続いているのだという。つまり、実力があっても試合に出させてもらえない、かつての読売巨人軍のような状況なのだとか。
「番組では堺が『乃木坂やめろ!』と煽り、それに対し川村も笑顔で『卒業します』と冗談で切り返していたが、ファンはそれが若干本音に聞こえてしまい複雑な心境だったようですね」(前出・アイドル誌ライター)
とはいえ、今回の出演で川村の存在を知った視聴者からは「乃木坂の子、歌上手いな」「これだけの逸材ならもう少し出してあげなよ」「乃木坂をナメてたわ」など驚きの声が上がっていることから、今回の番組出演は乃木坂にとっても、川村にとってもいい宣伝になったことは間違いない。2016年は選抜の座をゲットしてもらいたいものだ。
(石田安竹)