毎年恒例の「タレント番組出演本数ランキング」(ニホンモニター調べ)が15日、発表された。総合で1位となったのは、昨年に続きTOKIOの国分太一で、2位はバナナマンの設楽統と不動だった。そして、大躍進を果たしたのは、帯番組も冠番組もないが3位にランクインしたハライチの澤部佑だろう。
澤部と同じく注目されたのは、総合7位、女性部門では初の1位となった小島瑠璃子だ。TBSの「S☆1」やMBSの「サタデープラス」でMCを務めるほか、「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)のレギュラーはじめ、複数の準レギュラーへの出演で本数を伸ばした。
しかし、大躍進の2人にネット民は不満があるようだ。「澤部のどこが面白いんだろう」「こじるりのワイプでのオーバーリアクションがうざい」「出演本数が多いからって、好感度が高い訳じゃないことが証明されたみたい」など、出演本数=好感度ではないようなのだ。特に、小島に関しては「こじるり凄いけどあんまり面白くないから来年以降は減るだろうな」「こじるりさん、最初は良いイメージだったけど最近は『第二のベッキー』な感じでウザさが目立ってきて残念」など、否定的な意見が散見された。
芸能ジャーナリストはこれらの意見について「的を得ている」と話す。
「小島さんの『第二のベッキー』説は言い得て妙ですね。ですが、ベッキーのように強烈なキャラではないのが弱点。何か“決め球”となるような芸を持たないと、先細りは確実ですね」
歌手でもなく、演技者でもない小島。ベッキー同様、元気の押し売り商法だけでは限度があるかもしれない。
(李井杏子)