エンタメ

羽田圭介「文学界VSテレビ界」でヒートアップする大争奪戦

20151223hada

 第153回芥川賞を小説「スクラップ・アンド・ビルド」で受賞した作家の羽田圭介。受賞後はテレビ番組に引っ張りだことなり、バラエティ番組では同時受賞したピース・又吉直樹を凌ぐほどの大人気に。歯に衣着せぬコメントが大ウケし、いまや出演オファーをさばききれない人気者となった。そんな羽田について、「タレント活動に本腰を入れすぎて、今後、作家としての活動を大幅に減らしてしまうのでは?」と危惧するのは、大手文芸誌の編集者だ。

 これまでたびたび羽田に原稿を依頼したことがあるという同氏は「17歳で作家デビューした時から際立っていた」と、作家としての羽田を大絶賛。そして「だからこそ」と前置きしたうえで「来年はテレビを控えて文筆業に専念して欲しい」と注文をつけるのだ。

 一方で「ぜひテレビの仕事を中心にしてほしい」と、在京キー局の若手ディレクターは熱く語る。

「テレビ界にとって羽田は今年最大の掘り出し物。ビートたけしや松本人志といった芸能界の超大物も『羽田さんのトークは素晴らしい』とベタ褒めしています。来年はもっとテレビに出てほしいですね」

 羽田の周囲で巻き起こる「大争奪戦」。はたしてどちらの道を選ぶのか──。

(白川健一)

カテゴリー: エンタメ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き
4
段ボール箱に「Ohtani」…メジャーリーグMVP発表前に「疑惑の写真」流出の「ダメだ、こりゃ!」
5
巨人が手ぐすね引いて待つ阪神FA大山悠輔が「ファン感謝デー」に登場する「強心臓」