日本が誇るテニスプレイヤー・錦織圭。2015年はグランドスラムでの優勝こそできなかったものの、世界のトップ8人しか出ることのできないATPワールド・ツアー・ファイナルに2年連続で出場を果たすなど、「世界の錦織」の座をキープしている。
そんな錦織が12月20日放送のスポーツ情報番組「すぽると!」(フジテレビ系)のスペシャル番組に出演。将来の錦織を目指すテニスキッズたちからのさまざまな質問に答えた。子どもたちならではの直球の質問に真摯に答えているうちに、錦織がそのテニス人生に隠したい過去があることが判明したという。
「番組で、テニス人生についての話になった時、かつて錦織が所属した『修造チャレンジ』の話に。錦織にとっては『修造チャレンジ』がプロを意識した最初の体験だったようなんですが、同時に『また、あれ出るんですか?』と。そのシーンが、松岡修造に怒られ泣かされる場面なんです。冗談ではなく、本当に『もういい!』と思っているようでしたよ」(スポーツライター)
確かに錦織のテニス人生を紹介するビデオでは、必ずといっていいほど松岡の前で涙する映像を目にする。
「錦織的には恥ずかしい過去かもしれませんが、テレビ的にはおいしい映像です。あの世界の錦織が“熱血指導”されて泣いてしまう、しかも相手はテレビでもおなじみのあの修造ですからね。錦織がいくら嫌がっても、あの映像は今後も流され続けるでしょう」(スポーツ紙デスク)
世界を相手に戦う錦織でも、日本のマスコミを制するのは少々難しいようだ。(大門はな)