3月いっぱいでの「報道ステーション」(テレビ朝日系)降板が決定した古舘伊知郎。その理由として「新しいジャンルにチャレンジしてみたい」と説明した古舘だが、04年から12年間出演し続けた「テレ朝の夜の顔」の電撃降板に衝撃が広がっている。
ネットや関係者間で「ポスト古舘」の予測が飛び交う中、同番組を放送するテレビ朝日の社員に直撃取材を行った。
「まさか年末の今、発表するとは。社内でも動揺が広がっています」
こう語ったのは、30代男性ディレクターである。これまで降板の噂はたびたび耳にしていたものの、今回の発表は知らなかったという。最も気になる後任候補について聞いてみると、
「以前から古舘さんの後任キャスターには2つの条件が必要だといわれています。まずは『リベラルな雰囲気』、もうひとつは『ジョークのセンス』です。言うまでもなく『リベラル』はウチの報道の売りですが『ジョークのセンス』も必須です。片方だけなら何人もいるんですが、兼ね備えた人はいないんですよ」
これらの条件を備えた「テレ朝の夜の顔」となるのは、果たして──。
(白川健一)