芸能界のご意見番を自認する和田アキ子がSMAPの解散報道についてコメントし、ファンからヒンシュクをかっている。1月17日放送の「アッコにおまかせ!」(TBS系)にて和田は、各メディアの報道が食い違っていることについて、「ファンの人も困るよね。両方買って読むから」と指摘し、ファンを思いやる様子を見せたが、これに異を唱えるのは芸能ライターだ。
「この手の解散騒ぎではいろんな人の思惑が渦巻き、互いに矛盾する報道が乱立しがち。ファンはそれらの情報を取捨選択し、真実だと信じられる情報を追い求めるものです。しかし和田の主張は、真実は一つなのだから報道内容もすべて同じであるべきと言っているようなもの。いかにも和田らしい独善的な考えだと実感しますね」
そんな独善ぶりは、和田が発したセリフの端々に表れていたという。前出の芸能ライターが続ける。
「紅白で一緒にリハーサルしたSMAPがいつも通りだったと語っていましたが、解散という重大事を秘密にするのは当たり前。SMAPは活動28年目のベテランなのに、御年65歳の和田にとってはまだ、解散騒動が表情や態度に表れるようなヒヨッコなんですかね。さらには、中居正広が芸能界の友人たちに『SMAPをやめたくない』という内容のメールを送っていたという話題に関しては、明らかな不快感を表す始末。よもや自分のところにメールが来なかったことに怒っているんでしょうか」
ともあれ、スクープ連発で新情報を提供し続けるスポーツ紙や週刊誌に対し、この日の「アッコにおまかせ!」が何ら有益な情報をもたらさなかったのは間違いない。そんな和田に対してSMAPファンは、語るべき情報がないなら黙っていてほしいと思ったに違いないことだろう。
(金田麻有)