2月18日に開催されるフィギュアスケートの四大陸選手権。アフリカ、アジア、アメリカ、オセアニアの四大陸の国と地域の選手が参加する、オリンピック、世界選手権に次いで、世界ランキングを決めるポイントの高い国際大会だ。日本からは宇野昌磨、無良崇人、田中刑事、宮原知子、浅田真央、本郷理華の各選手が出場する予定だったが、1月15日、スケート連盟は浅田選手の辞退と、補欠の村上佳菜子選手の出場を発表した。
「当初、浅田も出るとあって旅行会社では航空券、観戦チケット、宿泊をセットにしたツアーをいくつも売り出していました」(スポーツライター)
日本から近いだけに、今どき2~3万円台というツアーも少なくない台湾だが、今回は観戦券付きとはいえ軒並み10数万円という価格のツアーが多かったという。
「海外ツアーのキャンセル料金は、おおむね30日前から20%に上がるんです。18日午後にある浅田が出場を予定していた女子のショートプログラムを確実に観るには17日の到着が必須でしょう。15日の浅田の辞退発表で、慌ててキャンセルした人もいるのではないでしょうか。浅田を見られないファンももちろんですが、ガッカリした旅行会社もあったかもしれませんね」(前出・スポーツライター)
とはいえ、どの日本選手も表彰台の可能性がある顔ぶれ。観戦ツアーに参加するファンには、大いに日本代表を応援していただきたいものだ。
(芝公子)