フジテレビの内輪ネタやスタッフいじりで笑いを取るとんねるず・石橋貴明が、とうとう同局の内部事情までネタに! ただ、お茶の間からはいっさい笑いは起きず、むしろ石橋叩きの動きが加速化しているようだ。
21日に放送されたバラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)の人気企画「新・食わず嫌い王決定戦」に、TOKIOの長瀬智也と尾野真千子が参戦。
ここで、石橋は長瀬主演の現在放送中のドラマ「フラジャイル」(フジテレビ系)を「1回目、2回目数字よかったからね」とホメた直後に、「(視聴率が)いかないと今年でフジテレビが潰れるって話だからね」と同局の業績悪化について触れた。さらに続けて、「タク券(タクシーチケット)が全然出ない」「海外ロケ行けないからマイルが貯まらない」と待遇の悪くなったことや予算削減をネタに笑いを誘ったのだ。
だが、「めちゃ×2 イケてるッ!」と並んで、ネット上でフジテレビの2大老害番組と揶揄されている同番組。当然、石橋の発言に「視聴率が悪い原因の1つはお前だろ!」と総ツッコミが浴びせられている。
「定番とも言える石橋の言動や行動が不快だと訴えている視聴者はかなり多い。昨年10月に西内まりやの胸を何度も触ろうとして、ゲスト出演していたヒュー・ジャックマンをドン引きさせ、『そんなことをしてはいけない』と注意を促されていました。ネット上では『日本のバラエティのレベルを下げてるのは間違いなくこの番組』『戦犯は石橋』と一刀両断されています」(芸能誌ライター)
タク券などのバブルな言葉が出てくる自体が時代遅れと揶揄する視聴者の声もあるだけに、これまでさんざん稼がせてくれたフジテレビを救うぐらいの謙虚さが必要かもしれない。
(権田力也)