「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音との不貞スキャンダルが発覚して以降、CM契約の打ち切りや芸能活動の休業にまで追い込まれたベッキー。しかし、騒動は収束することなく、今度は過去に出版した著書までもがバッシングにあっている。
批判にさらされているのは2009年に幻冬舎から発売されたメッセージ写真集「ベッキーの♪心のとびら」。内容は、ベッキーの写真とともに、彼女からのメッセージが綴られている。7年も前に出版されたものだが、その内容を受け、今回の騒動以降Amazonのカスタマーレビューが大炎上。「この文が印象に残っています。『こっそりやったズルイこと。周りの人にばれてないからセーフと思っていても、星はちゃーんと見ています。周りの人の評価が一番大事なら、そういう生き方でもいいかもしれませんが…星になった大切な存在たちの信頼は裏切りたくないものです。』でも、現実は‥‥」といった声のほかにも、ベッキーの一連の略奪愛ともとれる行為に「裏切られた」「この本持ってたけど今は燃やしたい」「今となっては全てが嘘だったのだと知り、非常に虚しく思う」「お金返して」など、読者からの悲しみと怒りに満ち溢れた声で埋め尽くされているのだ。
かつてベッキーは、雑誌「オリ★スタ」の「好感度RANKING2013」で1位になった際に「ごめんなさい。私はイイコじゃないです。むしろみんなを騙してる悪いコなんじゃないかという気持ちです(笑)。でも投票してくださった方々には、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントしていたが、今にして思えばこれこそが、ベッキーの“心のとびら”を開いた本音のメッセージだったのかもしれない。
(李井杏子)