94年から放送が続いている人気長寿番組「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)。放送開始当初から司会として出演している俳優の石坂浩二がこの2年間、発言のほとんどをカットされているという疑惑が事実であることがわかった。
それは1月30日放送の「有吉反省会」(日本テレビ系)で、石坂の共演者と言える番組アシスタントの吉田真由子が、自分も収録中は発言しているのに、オンエア時には発言がカットされていると言い、「石坂さんもそう」と付け足したからだ。
「吉田も石坂同様に3月いっぱいで『開運!なんでも鑑定団』から卒業しますから、ひとこと言っておきたかったのでしょう」
と言うのは他局テレビ番組制作スタッフだ。
「吉田は“やる気のないアシスタント”として有名ですが、実は日本のテレビ番組女性アシスタント最長記録ランキングの1位なんです。昨年の8月にそれまで1位だった岡部まりの20年9カ月を抜き、3月いっぱいまで同番組を続けると21年3カ月になります」
石坂の出演シーンが減ったとの指摘について、テレビ東京の井澤昌平専務取締役は、「カットしているというわけではなく、鑑定士のコメントを中心に編集した結果」と説明しているが、やはり番組サイドの“いやがらせ”を感じずにはいられない。もしかすると、吉田に対しても“報復”したくなるような“何か”があったのだろうか。