ベッキーがレギュラー出演しているバラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)にて、ベッキーを故人のように扱い、視聴者を驚かせた。1月31日の放送にて番組の冒頭、ベッキーがアップで映っているシーンに「※収録は1月26日に行いました」とのテロップを表示したのである。テレビ誌のライターが語る。
「いくらベッキーの休業が放送の2日前に分かったとはいえ、彼女は亡くなったわけでも引退したわけでもありません。それに番組が生放送ではないことくらい、誰でもわかるはず。わざわざテロップを入れたことで、まるでベッキーがその場にいてはいけない人みたいに感じられてしまいましたね」
同番組には出演者に関するテロップの先例がある。2011年5月に某女性タレントが亡くなった際、その数日後の放送では出演VTRをカットせずに放送し、「ご冥福をお祈りします」という内容のテロップを表示していた。逆に言えば、故人でもない限りこの手のテロップは出ないというわけだ。テレビ誌のライターが続ける。
「番組側がテロップを入れた理由は恐らく、視聴者からのクレームを恐れてのことでしょう。というのも不貞行為の発覚以来、ベッキーの出演番組には『なんで出演させるんだ!』という抗議の電話が大量に掛かってくるようになったからです。リスクマネジメントと言えば聞こえはいいですが、残酷な対応にも感じられますね」
可能であればベッキーの出演シーンを丸ごとカットしたかったところだろうが、「イッテQ」はスタジオに出演者が勢ぞろいするスタイルのため、さすがにベッキーだけを画面から消すことは不可能だったようだ。今後も他の番組で同様のテロップが出るかどうかが注目されるところだろう。
(金田麻有)