人気バラエティ番組「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)で司会を務めている石坂浩二が、3月で降板することがわかった。同番組は石坂の発言シーンが、不自然にカットされている点が視聴者の間で話題となっていた。
「『なんでも鑑定団』は今年23年目を迎える人気の長寿番組です。しかしこの2年間、司会の石坂が話すシーンがほとんど映らないため、視聴者の間で心配の声が上がっていました。一部報道によると石坂と番組プロデューサーの間に確執があり、番組側で意図的にカットしていたようです」(テレビ誌記者)
テレビ東京の定例会見にて、社長は確執報道を否定したものの、結果的に石坂は降板が決定。4月からは、同局系列のBSジャパン「開運!なんでも鑑定団 極上!お宝サロン(仮題)」という新番組で司会を務めるという。
また石坂がナレーションを務めていたフジテレビの番組では、ナレーションが突然変更され、視聴者を困惑させた。
「石坂はバラエティ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)でナレーションを務めていたのですが、1月29日に放送された回で、何の説明もなく、声優の二又一成へ代わっていたのです。同番組は毎回、ディープなゲストが多いことで、石坂の温かみのある落ち着いた声のナレーションが視聴者から支持を得ていました。そのため今回の突然の変更には『石坂さんの声が好きだったのに!』『テレ東のいざこざが関係してるのか?』と心配する声が飛び交いました」(前出・テレビ誌記者)
芸能界一の博識と言われ、かつてはウンチクで視聴者を魅了していた石坂。このまま地上派から追放ということにならなければいいのだが。
(森嶋時生)