4月からスタートするNHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」。大地真央、西島秀俊、向井理ら豪華キャストの中で主演するのは、本年度大注目の女優・高畑充希だ。
「今年の高畑はすごいですよ。主演ではありませんが、現在放送中の『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)と『東京センチメンタル』(テレビ東京)に出演。また、6月4日公開予定の主演映画『植物図鑑』、秋に公開予定の映画『怒り』にキャスティングされています。いったい、どのようなスケジュールで撮影しているのか? と思うほど、引っ張りだこなんです」(芸能ジャーナリスト)
高畑といえば、舞台「ピーター・パン」で2007年から12年まで主役を演じ、同じく舞台「奇跡の人」で難役のヘレン・ケラーを演じた。「ソラニン」や「陽だまりの彼女」などの作品で知られる三木孝浩監督は高畑のヘレンを観て「充希ちゃんが生み出す、観客の目を惹きつける“間”の絶妙さに唸りました!」と自身のツイッターで絶賛。NHK大河で共演した黒木瞳は「歌声の力強さ、清らかさが素晴らしくて度肝を抜かれました。その潜在能力の高さはまさにミュージカル界を背負っていかれる逸材」と高畑が出演した番組にコメントを寄せるほど、業界内で高評価を得ている。
第2話以降、視聴率が1桁台という危険水域に突入し始めている月9ドラマ「いつ恋」。同作の低迷を救えるのは、もはやW主演の一人・有村架純ではなく、高畑なのかもしれない。
(李井杏子)