NHK連続テレビ小説「あさが来た」での“五代ロス”が話題になるなど、世の女性たちを虜にしているイケメン俳優のディーン・フジオカ。バラエティ番組への出演やインタビュー記事も増えており、注目度は上がる一方だが、そろそろ食傷気味という声も出始めているようだ。女性誌のライターが教えてくれた。
「各メディアによる異様なまでの持ち上げっぷりに違和感を抱く女性が増えています。とくに“モデルやミュージシャンの顔を持つ”という枕詞に対しては、『音楽やっているところなんて見たことないけど?』という声も少なくありません。イケメンなのはわかったけど、もうお腹いっぱいでゲップさえ出るという感じですね」
当の本人はバラエティ番組でも謙虚な姿勢を崩さず、好感度は高値安定といったところか。だが、隙を感じさせないイケメンっぷりが逆にアダになっているという声もある。女性誌のライターが続ける。
「イケメンって少しは三枚目の要素も見せるべきなんです。たとえば斎藤工は、『オレは今年限り』『男版・壇蜜ですよ』といった発言が、むさくるしいまでの色っぽさを中和しています。イケメン芸人の徳井義実は40歳になって目じりのシワが増え、それが逆に落ち着きを感じさせるので女性ファンが増えているほど。そんな二人に対してフジオカは、“オレ、かっこいい”という自尊心がにじみ出ているようで、脂こってり感が満載なんですね」
35歳になってからのブレイクという点でも話題のフジオカ。彗星のように突如現れたイケメンとして注目を集めているが、やはり彗星のように消えてしまわないよう、慎重な戦略が求められるところかもしれない。
(白根麻子)