2月2日深夜に薬物所持の現行犯で逮捕された清原和博容疑者。その現場となった東京・港区の高級マンションは、窓から東京タワーが見渡せる絶好の立地となっている。報道では家賃66万円とも伝えられるが、ここはどんな物件なのか。週刊誌の記者が教えてくれた。
「あの部屋は家具付きのサービスアパートメントです。これはホテルとマンションの中間的な存在で、海外では駐在員が住む高級住宅として一般的。ホテルと同様に割引料金もあり、この部屋も40万円程度で借りられるようです。1カ月分の保証金が必要ですが、マンションと違って厳しい審査はなく、いわくつきの人物でも借りやすいというメリットがあります」
住民には1カ月単位で滞在する外国人観光客や、外国企業の日本駐在員も多く、清原のような有名人でも人の目を気にせず過ごせるのがメリットだろう。しかし割引でも月額40万円は相当な金額で、定期的な収入のない清原にとっては家賃を払うのも大変だったはずだ。週刊誌記者が続ける。
「やはり支援者がいたことは間違いないようですね。その支援者にしてみれば、自分が所有するマンションに清原を住ませていた場合、今回のような逮捕事件が発生すると警察の事情聴取は不可避ですし、管理会社からも責任を問われかねません。その点、月ごとに更新するサービスアパートメントなら契約を終了すればいいだけの話。まさに絶好の物件だったと言えるはずです」
ちなみに同物件の屋上には、居住者が自由に使えるバーベキューテラスも完備。天気が良ければ肉を焼く煙の香りを楽しめることだろう。だが清原が楽しんでいたのは別の煙だったようだ。
(金田麻有)