タレントで元議員の東国原英夫が2月5日、「バイキング」(フジテレビ系)にて週刊誌記者による色仕掛けの取材を明らかにした。
東国原はベッキーの不貞行為スクープなどで話題の週刊文春について、「ハニートラップってあるじゃないですか。あれをやられていたんです」と語ったのだ。テレビ誌のライターが説明する。
「東国原によると、週刊文春では女性の契約記者がハニートラップを仕掛けてくるそうです。そんな取材手法に対して『根性がある、敵ながらあっぱれ』と評価していましたが、実際は東国原がいかにも色仕掛けに弱そうだと思われていたに過ぎません。結局、マスコミ対応が下手だという告白になっていたのが滑稽でしたね」
ハニートラップは大げさにしても、女性ならではの細やかな対応や物腰が武器になるケースは他にもある。全国紙の女性記者の例では取材相手の厚意で自宅に泊めてもらい、その際に警察から掛かってきた電話を盗み聞きしたという逸話もあるほど。だが世の中には、そんなハニートラップを簡単に撃退する強者もいるというのだ。テレビ誌のライターが続ける。
「これは当の週刊誌記者が明かしていたことですが、裏社会の人物に近づいたとき、『チューしてくれたら話してやる』と言われたそうです。そこで女性記者が『私のチューは100万円ですよ』と返したところ、その人物は封の付いた札束を取り出してきたのだとか。これには女性記者もタジタジとなり、その場を失礼するしかなかったそうです」
この場合、100万円をもらって取材するというのは記者倫理に欠ける行為となるわけで、つまりは体のいい門前払いだったことになる。東国原もこれくらい相手を飲んでかかる対応ができれば、ハニートラップなど気にする必要はなかったかもしれない。
(金田麻有)