反町隆史を迎えてスタートした「相棒season14」(テレビ朝日系)。放送前は反町の演技力を危惧する声もあったが、16話までの平均視聴率は15%と高成績で民放ドラマでは1位をキープしている。
しかし、放送日によって乱降下が激しいドラマでもある。第8話 12.9%、第11話 12.6%、第15話 12.8%は急降下しているのだ。
「現在放送中の『相棒』は、6人の監督とレギュラー脚本家4人、ゲスト脚本家5人がそれぞれの回を持ちまわりで担当しています。基本的に1話完結のドラマなので、観ていて面白くなければチャンネルを替えられてしまう。だから、回によって視聴率の高低差が激しくなるのでしょう」(テレビ誌記者)
つまり、視聴率が落ち込むたびにニュースになる“反町降板説”や“反町戦犯説”は誤報なのだろうか?
「反町演じる冠城亘は、法務省のキャリア官僚で警視庁に出向しているという立場です。このような設定にすることで、制作側は話の広がりを期待したのでしょうが、視聴者が楽しみにしている捜一コンビとの丁々発止や、鑑識課・米沢との関係性が変わってしまった。現場ではこのままの設定で続けるよりも、次クールは“警察官の相棒”に戻し、以降、反町はスペシャルや映画でのみの出演にするという意見もでているようです」(芸能ジャーナリスト)
視聴率が落ちるたびにヒヤヒヤしているであろう反町の気持ちを思うと、不憫でならない。