お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣といえば、デビュー翌年にNHK上方漫才コンテスト最優秀賞を受賞するなど若くして実力派として評価され、20代前半に「はねるのトびら」(フジテレビ系)で高い人気を獲得した中堅芸人である。
昨今は「ひな壇芸人」としての出演を自ら拒否するなど“仕事を選んでいる”影響もあり一時ほどのメディア出演はなくなっているが、「好感度低い芸人」として「アメトーーク!」に出演するなど依然、存在感を発揮している。
そんな西野について、所属事務所である吉本興業内部で「意外な高評価」を得ているという。
「冗談抜きで『西野は将来の社長候補』だと言われてるんですよ」と語るのは吉本興業の現役社員だ。
「ビジネスに対する嗅覚がずば抜けて凄いんですよ。全芸人、全社員合わせてもトップクラスじゃないですか」
一体、西野のどこが凄いのか。
「彼は独演会をやっているんですが、2000枚のチケットを全部手売りしているんです。企画の資金もクラウドファンディングを活用して自分で集めてくる。経営者みたいな芸人です」
いっそのこと、芸人を辞めて起業してみては!?
(白川健一)