翌日、ビール片手に再訪すると、野村氏は旧知の友人とともに現れ、
「おもしろい話してやるから、飯食いに行こう」
と、記者を市内の焼き肉店へと連れ出した。
「遠慮せずに食え! ビール頼んだろか?」
タバコに酒、そして肉に囲まれ、野村氏は顔をほころばせた。
しばらくすると野村氏は、清原容疑者がシャブを使用する目的についてこう断言したのだ。
「離婚問題のストレス解消で覚醒剤に手を染めた俺と違って、清原がシャブを使うのはセックスのためや。バイアグラも併用して、シャブSEXにどんどんハマッていったんや」
一部報道では野村氏も清原容疑者や女性とともに、覚醒剤パーティに興じていたとされていたが、
「シャブを使ったら寝れへんし、翌日に試合があるのに、そんなん参加できるか。清原と同じにされたくないから、他の取材でも清原の本当の姿はしゃべらんかった」
と、かたくなに否定する。そして、自慰を覚えたての少年のようにシャブSEXに溺れ始めた清原容疑者の痴態を語りだしたのだ。
「巨人時代の春先、『たまにはつきあえや』と、寿司に誘われたんや。それまで誘われたことないのにな。疑問に思っとったら『俺の気持ちも察しろや』と。よくわからんかったが、俺も腹が減っていたんでつきあうことにしたんや」
待ち合わせに指定されたホテルの一室に先に到着して待っていた野村氏は、衝撃的な姿を目撃する。
「清原はシャブがガンギマリした状態で現れたんや。ロレツも回っていない状態であいつが運転する車に乗せられて、本当怖かったわ」
昨日のビール同様、好物のマッコリで喉を幾度となく潤しながらスラスラと言葉を紡いでいく。
「到着したのは六本木のクラブ。寿司の件なんて忘れたんやろ。シャブをキメたら空腹なんて感じないからな。そこで清原は、ホステスの脚をなで回しながら『この脚がええんや!』と喜んどった」
それでも、清原容疑者はわずか30分ほどで店を退出する。野村氏はようやく飯に行けるとホッとしたのだが‥‥。
「(店を出たのは)当時、清原が夢中になっていたXちゃんが待っとったからですわ。昔からの追っかけの20歳かそこらの子で叶姉妹を彷彿とさせるほどセクシーな子。Xちゃんを道で拾い、しばらく車を走らせると急に路肩に車を止めた。清原は『俺がいい言うまで、そこらへんでションベンでもしとけ』と、俺を車から降ろしたんや。車に戻んのを許されたんは20~30分後。2人してキメてたんやろな」