2月25日、嵐の松本潤がTBSをジャックした。これは4月17日から放送される日曜劇場「99.9─刑事専門弁護士─」の宣伝で、生放送の「あさチャン!」「白熱ライブ ビビット」「ひるおび!」「Nスタ」の4つの生放送番組に出演。さらに22時からの「櫻井有吉アブナイ夜会」にも出演し、大いに新ドラマをアピールした。
この大規模宣伝。意気込みといえば聞こえはいいが、疑問視する意見もある。
「その枠で放送中のSMAP香取慎吾主演ドラマ『家族ノカタチ』がまだ後半に差し掛かったところ。いささか早すぎますよ。この段階で『家族ノカタチ』は2月末の撮影のエキストラを募集していました。まだまだいい作品を作ろうとしているのに、こんなに早く次回作を宣伝してしまっては、現場のスタッフも期待されていないことを感じ取り、モチベーションにも影響しかねません」(番組制作会社スタッフ)
ネット上にも、この早すぎる番宣に「まだ香取くんのドラマが放送中なのに」「必死なのかなって勘繰ってしまう」「異常と思えるゴリ押しっぷり」など、首をかしげる声が書きこまれている。
確かに「家族ノカタチ」は第6回までの平均視聴率で9.28%と、前作「下町ロケット」のおよそ半分。惨敗の様相を呈しているが、とても香取主演のドラマに対する仕打ちとは思えない。
「香取主演ドラマに対してこんな扱いをするということは、TBSの判断ではなくジャニーズ側の意向が働いているのではないでしょうか。香取のドラマは早々に見切りをつけて、松本主演ドラマの宣伝に傾注するように、と。そこに1月の“脱退騒動”の遺恨が見え隠れしますね」(週刊誌記者)
先日発売の写真週刊誌に禁煙していたタバコをくゆらす姿を激撮されていた香取。ストレスが溜まっているのもわかる気がするが‥‥。