TBSが2月24日の定例会見で、SMAPの中居正広がMCを務めるバラエティ「中居正広の金曜日のスマたちへ」が「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」を改題したことについて、SMAPの解散騒動とは一切関係なく、番組が15周年を迎えること、この春に600回を迎えることなどが理由だと「節目」を強調。案の定、これを聞いたお茶の間の視聴者からは、「このタイミングで隠すことじゃないでしょ!」「まだジャニーズに腰が引けてるよ」「スマイル? 全然笑えませけど‥‥」「T(とてつもなく)B(バカ)S(すぎる)」と、世間の誰もが熟知している実情をそれでもはぐらかそうとするTBSに対し、総ツッコミがはいった。
「まさに歯に何かが挟まったような言い分でしたね。改題するなら堂々と、騒動を引きずらないようにリフレッシュさせるためだと言えばよかった。今回のマヌケな言い訳で、あれだけ評判ガタ落ちのジャニーズ事務所に対しても、まだ頭が上がらない放送局だと露呈したようなもの。もっともメディアの大半がそうですけどね」(週刊誌記者)
要はタイトルより中身。視聴者が本当に“スマイル”状態でスッキリ楽しめるかどうかが問題のはずだ。権力に対する体裁だけを取り繕って視聴者を甘く見ていると、すぐにソッポを向かれそうだ。
(金子良太)