女性型アンドロイドが活躍する映画「CUTIE HONEY -TEARS-」が今秋にも公開され、主役のキューティーハニー役に映画初主演となる西内まりやが抜てきされた。その西内は「皆様が愛するハニー像を、今回の映画ではいい意味で裏切りたいです」とコメント。そんな西内の態度に芸能ライターが疑問を呈する。
「キューティーハニーといえばやはり、豊かな胸がポイント。2004年の映画版では佐藤江梨子が、2007年のテレビドラマ版で原幹恵がハニー役を務め、男性ファンもその配役に納得していました。逆にいえば、胸のないハニーなどあり得ないわけで、西内は明らかなミスキャスト。今回のコメントはそんな批判に対しての予防線と読めてしまいますね」
その西内をあえて起用した理由は、アクションシーンへの対応力かもしれない。中2までバドミントンに熱中し、福岡市大会で優勝4回の実績を持つアスリートだった西内。当時は毎日500回の腹筋をこなしていたほどで、ワイヤーアクションなど高度なアクションにも対応できそうだ。そんな西内の起用について映画ライターが解説する。
「ナイスボディかつ高い運動神経を備える女優が理想的ですが、そんな都合のいい人材はなかなかいないもの。演技の内容から考えて運動神経は必須ですし、主役を任せるからにはある程度の知名度も必要です。その一方で撮影中にケガをする恐れも高いので、連ドラ出演中の女優は起用できません。そんな消去法で見つかったのが西内だったということかもしれませんね」
結果的に選ばれた西内に、豊かな胸がなかったのは制作側の誤算だったかもしれない。そんな本作品ではCGを大々的に活用しているそうなので、ここはひとつ、西内の胸もCGで描いてあげてみてはいかがだろうか。
(金田麻有)