B(ワイドショー芸能デスク) 暗雲垂れこめる芸能界を文字どおり真っ黒に染めてしまったのが、清原和博(48)のシャブ逮捕だった。昨年、小向美奈子が3度目の逮捕となった頃から「次は清原」と言われていましたが、それでも実際にあれだけの大物選手が逮捕されると連日、報道が止まらなかった。
A(芸能レポーター) おかげで最初は違和感あったのに、今では「清原容疑者」という呼び名も妙にしっくり聞こえてくる。こうした事件が起きると芋づる式に芸能人が逮捕されるとよく言われるよね。実際、大物ミュージシャンとか大物司会者とか言われてるけど、どうなんだろう?
C(ベテラン芸能記者) 他にも大物OB野球選手とか、料理店店主とかの名前もあがっているけど‥‥。シャブ使用まではさすがにわからないけど、清原は野球好きのアイドルやタレントとも幅広く交流していただけに釈放を恐れている人は多いよ。
F(社会部記者)清原は一緒にシャブを使っていた元タニマチの男に情報を売られたことで逮捕につながった。そのタニマチは他にもシャブ情報を持っており、ある音楽事業の大物の情報も握っているため、公判等で情報が流れれば、その大物ばかりか周辺のアーティストまで一気に芋づる逮捕につながる可能性がある。
A いずれにしても5月17日の初公判まではシャブ有名人もおとなしくしているしかない。
B 今回の清原逮捕で被害を被った中には、あの酒井法子(45)もいる。すでに逮捕から6年も経過しているのに、その後も田代まさしや高部あいなどが薬物逮捕され、そのたびにテレビなどでの本格復帰が遠のいてきた。そのため表舞台に戻れず、昔とったきねづかで中国など人気を博したアジアで、ひっそり出稼ぎ仕事をするしかない状況が続いているんです。
E(芸能プロ幹部) ところが、そののりピーが、ひそかに営業活動を始めているんです。実は、高校生になった一人息子が芸能界入りを切望しているようなんです。そこで、のりピーは自分の持つコネを最大限に使って、あちこちに土下座行脚をしている。とはいえ、さすがに事件のイメージが強いだけに簡単にはデビューまではこぎつけられないようですね。
A コネを使って楽して芸能界入りしても、実力がなければすぐに見捨てられてしまうのがオチだよ。
B 反対に実力があってもコネがなければ売れない。その最たる例が、一昨年に仲間由紀恵(36)と結婚して注目を浴びた田中哲司(50)だ。結婚を機にドラマもとぎれなく出演するようになった。
C 仲間は間違いなくアゲマンと言えます。でも、田中は酒癖が悪いことでも知られている。とにかく仕事がハネてから飲むのが大好きで、共演の多い渡部篤郎や若手の小栗旬など飲み仲間は多数います。悪いことに彼らは結婚しても“先に帰ったら負け”だと信じているようで朝まで飲む。時には演劇論を熱く語った田中が、大物俳優の頭をわしづかみにしてボコボコにしたなんていう酒乱エピソードもチラホラ聞こえてくる。
E 仲間は逆に結婚してから故・森光子の舞台「放浪記」を引き継いだり、4月からは音楽番組の司会を始めるなど定時で上がれる仕事を増やしている。確実に出産への足場固めをしているのに肝心の旦那が帰ってこないんじゃ始まらないでしょう。