B(ワイドショー芸能デスク) そのベッキー騒動を一気に吹っ飛ばしたのが、SMAPの分裂騒動だった。
A(芸能レポーター) 結局、独立クーデターを仕掛けた育ての親・I女史が退社となって事態は収束。SMAPもとりあえず存続が決まったけど、あの1月18日の番組で謝罪させられたのが何とも後味悪かった。
D(女性レポーター) 草なぎ剛(41)が「ジャニーさんに謝る機会を木村君が作ってくれて」って、どこ見て謝罪してるんだか。もちろん事務所が言わせてるにしても、あれを見て「ジャニーズは夢の国じゃなかった」って目を覚ましたファンも多い。事務所はファンをないがしろにしすぎ!
B 番組では「ビストロ」コーナーで公開収録をしていたのが騒動後は取りやめ。記者を入れての取材も一切お断りという異常事態です。騒動で最後まで育ての親に追従し、事務所に抵抗した中居正広(43)が株を上げましたが、逆に独立したら干されると寝返った木村拓哉(43)が男を下げた。
C(ベテラン芸能記者) なかなか表立って発言する機会はないですが、造反組に対して「温度差あるよね」というのが最近の口癖です。もはやグループには修復できない決定的なミゾができてしまった。
B 温度差って、「暑さ寒さも彼岸まで」なんてもんじゃ済まない。とりあえず、春の番組改編では何も起こらなかったけど、契約更新の9月には何かあるかも。
C それよりジャニーズの恐怖政治が始まった、と明らかになったのが3月4日に行われた日本アカデミー賞授与式。嵐の二宮和也(32)が「母と暮せば」で主演男優賞を受賞したけど、あのスピーチが聞くに堪えなかった。
E(芸能プロ幹部) そもそも二宮は助演だったのに映画賞を盛り上げるための話題作り受賞がミエミエ。しかも「ジャニーさん、メリーさん、ジュリーさん、今までずっと迷惑をかけてきた人たちに、これでちょっとは恩返しができたかと思う」と、事務所幹部への謝辞を並べ立てたんですからね。
B 本来なら山田洋次監督や主演の吉永小百合に感謝すべきところ。最後まで2人の名前が出てこないから、さすがに場内からは失笑が漏れた。
C 事務所も人員を入れ替えて新態勢。タレントは、これからは嵐がメインになるということ。4月スタートのドラマからはSMAPのメンバーがみごとに消え、逆に嵐メンバーのドラマが2本スタート。実にわかりやすい。
B 日テレとTBSね。獲得できなかったフジは、いよいよヤバイよ。
A 今、フジのドラマに出ても、視聴率を取れずにヤケドするだけだからね。唯一好調だった「めざましテレビ」もエース・加藤綾子アナ(30)が卒業を決めたから、いよいよ誰も見なくなる。
E そのカトパンの獲得に成功したのは篠原涼子などがいる芸能事務所。歴代めざましアナはフリーになる場合に局系列の事務所に収まるのが通例でした。でも、カトパンが女子アナの部署もない事務所を選んだのは先輩・高島彩(37)のアドバイスがあったから。何でも「ウチは歩合が悪いから」と進言したようです。
A 一方で、画面から消えてスッキリするのが日テレ・上重聡アナ(35)。靴小売りチェーン創業者から利益供与を受け、億ション住まい。高級外車での通勤が暴露されたことで、わずか1年で降板が決まった。
D どっかの球団じゃないけど、局も対応が後手なのよね。だいたい主婦相手の番組で、あんな男が使えるわけがない。以前、局幹部の人から聞いたんだけど、上重アナは交際中のモデルについて「俺は三流タレントとは結婚しない」って豪語してたんだって。タニマチから借りた高級外車に喜々として乗ってる上重アナの顔が浮かんだわ。
B あの報道後、社内には車通勤禁止のお達しが出回った。他にもひそかに車を使っている人が多いだけに「上重のヤローだけは絶対許さない」と怒りを買っているようです。これだけイメージを落とせば、もうアナウンサー生命は厳しいだろうね。