3月21日に開催されたAKB48グループの写メ会イベントで、毎年恒例であった同グループの選抜総選挙イベントの詳細が発表された。
今年で第8回を数える選抜総選挙は、昨年結成されたばかりのNGT48のお膝元である新潟・HARD OFF ECOスタジアム新潟での開催が決定。昨年の福岡ヤフオクドームに続いて、首都圏以外での2度目の開催になる。
かつてのセンターであった前田敦子や大島優子もなし得なかった前人未踏の連覇をHKT48・指原莉乃が達成できるかなど見どころも十分だ。
そんな今回の総選挙だが、ファンたちにとっては開催地よりもずっと気になっていたことがあったようだが、詳細が発表され、無事その心配は取り除かれた。その心配とは、公式ライバルグループを謳っている乃木坂46が選挙への参加権が与えられるのかということだ。
「現在はライブ会場の場所確保も困難といわれる時代だけに、昨年同様、地方での開催も予想されてはいましたから、新潟開催も想定内です。その点、9日に発売されたAKBの43rdシングル『君はメロディー』のType Eには乃木坂との混合ユニット・乃木坂AKBの楽曲『混ざり合うもの』が収録されていましたから、乃木坂の総選挙への参加もあるのでは? という声が上がっていたんです。しかし、公式ライバルとしてSKE48などの姉妹グループたちとは違った関わり方をしてきた乃木坂の総選挙への参加というのは、双方のファンの大半が反対していたこと。今回の決定にファンたちも一安心したようです」(アイドル誌ライター)
実際、一人平均の握手券売り上げはAKBを凌ぐといわれる乃木坂が参入して来た場合、順位の景色が一変する可能性もある。じつに興味深いところでもあるが、やはりそこの均衡は保ち続けたほうがいいというのがファンの総意のようだ。
(石田安竹)