4月4日からスタートした高畑充希主演のNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」第1回の視聴率が、22.6%だったことがわかった。
「この数字は、期間平均で今世紀最高視聴率を出した『あさが来た』の、初回21.2%を上回る記録です。とはいえ序盤は幼少時代を描くため、登場するのは子役がメインとなります。そのため、今後主人公が高畑に変わってからもこの高視聴率が維持できるかに注目が集まっています」(テレビ誌記者)
「とと姉ちゃん」は戦後の日本で、女性が雑誌を創刊する姿を描くドラマだが、序盤はまだ幼い主人公やその家族、そして彼女たちを取り巻く人々が登場する。
しかしその中で、大迫博文を演じるラサール石井の起用に、視聴者から厳しい意見が出ているという。
「ラサールが連続して朝ドラに出演していることに関して、不満を抱く視聴者がいるようです。彼は前作の『あさが来た』で、主人公を逆恨みして刃物で刺すという視聴者に嫌われる役で出演。そして今回もまた、主人公に迷惑をかけそうな父親の取引先の専務役で登場したため、『またか!』『ラサール石井使いすぎ!』『他に役者はいないのか』と、前と同じ顔ぶれということで、視聴者から辛らつな意見が飛び交っています」(前出・テレビ誌記者)
一部では「憎まれ役を連続で引き受けていてスゴい」との声も上がっているラサール石井。これほど視聴者から嫌われるのは、それだけ彼の演技に説得力があるからなのかもしれない。
(森嶋時生)