昼ドラ「新・牡丹と薔薇」(東海テレビ)で過激シーンに挑んだ逢沢りなは、07年に「炎神戦隊ゴーオンジャー」でゴーオンイエローを演じた際には180度違う初々しさを見せていた。
「これがデビュー作とあって、まだまだアクションにも不慣れ。戦闘シーンではアクションの段取りを決めていたが、目と鼻の先で火薬の爆発音がするたび、頭が真っ白になってフリーズ状態。その悔しさが猛特訓に向かわせ、終盤には『キレがいい!』と褒められていました」(制作関係者)
演技派女優として映画、ドラマに欠かせない存在になった満島ひかりも05年の「ウルトラマンマックス」にエリー役で出演している。
「人間ではなくアンドロイド役だったため、いかにも抑揚のないセリフ回しでした。彼女が参考にしたのは“高校野球のアナウンス”。のちにアンドロイドながら関西弁を使うという器用な一面を見せています」
この役がきっかけで芝居に目覚めたという満島。昨年、ドラマ「ど根性ガエル」(日本テレビ系)のピョン吉を好演したのは、この時の経験が生きたのかも。