芸能

満島ひかり ドラマ「ど根性ガエル」大反響!“女優力”の源とは?

20150806b

「ひろし! いつまで寝てんだ!」。このダミ声の主は──放送中のドラマ「ど根性ガエル」(日本テレビ系)でピョン吉を演じる満島ひかり(29)。「声だけ出演」でも存在感を放ち、大反響となっている。その“女優力”の源泉には知られざる「ど根性人生」があった。

 まずは「ど根性──」の一場面を紹介したい。7月18日放送の第2話で、ヒロイン役の前田敦子に“着られる”満島。Tシャツの中からこう切り出したのだ。

「あんまり大きくならなかったね‥‥オッパイ!」

 前田の貧乳を茶化しても嫌味に聞こえないのは、平面ガエルになりきった、満島の力量だろう。

「ドラマとはいえ、ファンでも口にできないセリフをよくぞ言ってくれた。よっ! ど根性! と声援を送りたくなりました」

 とは芸能評論家の織田祐二氏。続けて満島の好演に、こう賛辞を贈る。

「アニメ版の千々松幸子さんの声に親しんだ世代としては、実写版に不安を感じていましたが、いざ観てみると、まったく違和感がない。そればかりか『はぁ~』や『あぁ』とか何気ない息遣いに、キュートな雰囲気がにじみ出ています」

 ドラマで前田のオッパイにツッコミを入れた満島だが、そんな彼女にも泣きどころはある。映画関係者が明かす。

「満島の前で『アイドル』はNGワード。決して口にしてはいけません」

 ある映画関連のパーティでの出来事。同じテーブルに着いたスポンサー関係者が満島に「10代からファンです」と告げたところ、不機嫌そうな顔つきで、

「あの時代はもう思い出したくないから‥‥」

 こうつぶやいたきり、押し黙ってしまったという。はたして、アイドル時代に何があったのか。

 満島がユニット「Folder」のメンバーとしてデビューしたのは97年。当時まだ11歳だった。芸能記者があとを引き取る。

「00年に5人組のユニットに改組。3枚目のシングルが劇場版アニメの主題歌に起用されてヒットしましたが、以降は鳴かず飛ばずで、わずか3年で活動を休止しました」

 当然、売れなければ冷や飯を食わされる。

「1グループ当たりの最低のギャラが15万円と言われていました。仮に15万円の給与をメンバー5人で割ると、取り分はわずか3万円。これではトラウマになりますよ。やがて、そんな薄給アイドルを脱出し、女優に転向した満島は、自腹でオーディションを受けに行くなど、地道に下積みを続けたのです」(前出・芸能記者)

 飛躍のきっかけは園子温監督との出会いだった。園監督といえば、満島の出世作となった主演映画「愛のむきだし」(09年)のメガホンを取った鬼才。前出・映画関係者が言う。

「満島の前では、園監督の名前も禁句なんです」

 映画界では恩人のはずだが‥‥。

「園監督は満島にゾッコンでした。クランクアップ後も演技指導と称して自宅に何度も招いたようです。満島も恩義があるため断れず、一時は周囲から通い妻のように見られたことも。最終的には満島から関係の解消を迫ったのですが、そのあまりに熱心なアプローチが頭から離れず、今でも距離を置いているのでしょう」(前出・映画関係者)

 人気監督をフッても、どっこい売れてる満島サン。にくいよ、この~! ど根性女優!

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
エスコンフィールドに「駐車場確保が無理すぎる」新たな問題発覚!試合以外のイベントでも恨み節
3
これも「ラヴィット!」効果…TBS田村真子アナ「中日×巨人で始球式」に続く「次に登板するアナウンサー」
4
【高校野球】全国制覇直後に解任された習志野高校監督の「口の悪さ」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
5
日本人に大打撃!タイ政府「外国人締め出し」で長期滞在とビザ取得が困難に…そして口座凍結まで