歴代の教師ドラマ&学園ドラマの中から、「好きな教師ベスト20」を全国の30代~60代の男性1000人へのアンケートで決定!
16位には「伝説の教師」(日本テレビ系)の南波次郎(松本人志)。「ダウンタウン松ちゃんの演技は意外と悪くないじゃんと思いました」(兵庫・40)。
17位は「黒の女教師」(TBS系)で「必殺仕事人」の「教師版」的ダークヒロイン。「『愚か者~!』とハイキックされたかった」(大阪・35)とドM男子をクギ付けにした高倉夕子(榮倉奈々)がランクイン。
18位の「ヤンキー母校に帰る」(TBS系)は吉森真也を演じた竹野内豊に「本物のヤンキー先生より間違いなくカッコいい」(埼玉・45)との声が飛んだ。
ベテランの放送記者がオススメに挙げたのが、19位の「うちの子にかぎって…」(TBS系)で田村正和が演じた石橋徹。
「あの眠狂四郎のニヒルな田村が初めて現代劇の連続ドラマに出て、しかも小学生に振り回されるという設定が本当に驚きでした。撮影がフィルムからビデオに変わった草創期のドラマとしても重要な作品ですね」
そしてラスト20位は「おちゃらけていて、軽い感じが陣内孝則にお似合いの役柄だった」(福岡・64)と、「愛しあってるかい!」(フジテレビ系)の日色一平(陣内孝則)が飛び込んだ。
トップ20を通して少々残念なのは2000年以降のドラマにカリスマ教師が少ないということ。映画「暗殺教室~卒業編~」が大ヒットとなっているが、教師(殺せんせー)がCG(声・「嵐」二宮和也)というのも、生身のぶつかり合いを避けたがる昨今の若者感覚を如実に表しているのかもしれない。