4月2日、フジテレビ系ドキュメントバラエティ番組「ライオンのグータッチ」がスタート。そのMCを務めるのが佐藤隆太、博多華丸・大吉の博多大吉、そして乃木坂46で一番の人気を誇る西野七瀬の3人だ。
人見知りでしゃべりがそれほど得意なタイプではない西野だけに、今回が番組MC初挑戦となる。
当然、西野本人もこの大役にプレッシャーを感じているだろうが、その気持ちは西野のファンたちも一緒だ。
「番組公式サイトのメッセージ欄には多くのコメントが寄せられていますが、その9割以上が西野宛てのメッセージ。『MCおめでとう』というような感じの祝福コメントがほとんどだったようです。西野の性格を知るファンたちも内心はかなりソワソワして、初回放送を見届けたようですね」(アイドル誌ライター)
気になる初回放送の西野はいつも通りのマイペースで司会を進行。大吉に「声のトーンはミュージックフェアみたいですね」と、そのテンションをイジられていたが、特に大きなミスもなく番組は終了。それでも土曜の午前中に放送される番組だけに多くの人の目に留まるチャンス。西野としてはフレッシュな姿を見せておきたいところだろう。
しかし、現状の西野のおっとりしたテンションを保ち続けることも一つの方法でもあると前出のアイドル誌ライターは説明する。
「不安に思うことがあれば素直に表情に出てしまい、デビュー当時は泣くことも多かった西野。そんな姿を見て、守ってあげたいという気持ちがファンたちに芽生えたことが現在の人気に繋がったように、その素朴さこそが西野の一番の武器です。制作側もそれを期待してのキャスティングのはず。しかも、今回は夢を追いかける子供たちの成長を見届けるVTRメインの番組ですから、子供たちが頑張る姿を見つめる西野がワイプで多く映し出されますので、その表情だけでもファンは大喜びです」
引っ込み思案でお世辞にもアピール上手とはいえないため、乃木坂加入当初はそれほどスポットが当たっていなかった西野。それが今では人気NO1。彼女がキャラを崩して背伸びしなければ、乃木坂に詳しくない番組視聴者も徐々にその魅力に気づき始めるのではないだろうか。
(石田安竹)