福山雅治主演のフジテレビ月9ドラマ「ラヴソング」が11日にスタートし、視聴率は10.6%と13年に主演した「ガリレオ」の半分にも満たない結果に。視聴者からは早くもドラマの演出にイチャモンがついているという。
福山は同ドラマの放送1時間前に放送されたバラエティ番組「痛快TV スカッとジャパン」の人気企画「“イケメン神対応”3連発」の短編ドラマにも出演。文句なしのイケメン対応を見せつけた。そこまではバラエティらしくよかったのだが、ドラマの中でも『身長もベスト! 顔もベスト! マジヤバイ! 大人の色っぽさが出てた』と、福山の容姿についてヒロインの同僚である女性社員たちが盛り上がるシーンをはじめ、ニヤける女性、ザワつく居酒屋の女性客、猛アプローチするニューハーフなど、女性たちの絶賛シーンがこれでもかというくらいに散りばめられていたのだ。
それに対して一部の視聴者からは「ふつうにイケメンなのは認めるが、さすがに失笑した。これは過剰演出だろ!」「最近人気が落ちてるからって、福山を持ち上げすぎでは?」「毎回、このノリが続くのは勘弁してほしい」「途中で観るのやめた」という声が上がっており、ウンザリした人も多かったようだ。
「昨年9月に吹石一恵と結婚したことが女性人気に急ブレーキをかけた福山。『週刊女性』が毎年恒例で発表している『抱かれたくない男ランキング』の最新版が同年11月に発表されていますが、福山は初めてベスト10入り(7位)を果たしています。そんな福山の復権のために、福山=イケメンだと世間に再認知させたいのでしょうね。しかし初回からここまでやられると、真剣なドラマなのか福山ヨイショ企画なのかさっぱりわからない。福山本人も恥ずかしくないのでしょうか(笑)。フラットな気持ちで観ていた我々でも苦笑いでしたから、さらなるファン離れが予想できますし、このまま視聴率も低空飛行の可能性が高いのでは」(エンタメ誌ライター)
4日にリニューアルされた夕方のニュース番組「みんなのニュース」でも日替わりでイケメン俳優を起用するなど、執拗なイケメン攻めに転じているフジテレビ。果たして、このやり方が吉と出るか、凶と出るか?
(本多ヒロシ)